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第4回②「音楽で紐解く《にほん》」箏(こと)の歴史と多様な三味線音楽のジャンル〜茶琴神明YouTubeチャンネル

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前回の続き、第4回②「音楽で紐解く《にほん》」〜箏(こと)の歴史と多様な三味線音楽〜を配信致しました。

*皆さんが琴と思われている楽器は、正しくは箏(こと)と書きます。箏の曲を箏曲(そうきょく)といいます。

箏(こと)は、7世紀頃、雅楽の楽器と共に大陸から渡って来た楽器です。当時は、大変高貴な楽器として扱われ、特権階級の貴族にのみ演奏が許されていました。特に、平家が箏を愛し、様々な曲を作ったようです。

1630年頃、三味線の名手と称えられていた、八橋検校(やつはしけんぎょう)が、九州の筑紫箏(つくしごと)に出会い、その箏を改良して現在のお箏を作ります。

江戸では三味線が大流行し、多様な三味線音楽が誕生しました。歌い物と語り物に大別され、代表的なものとして、江戸では、歌舞伎の歌い物の音楽「長唄」、語り物の音楽「清元」、「常磐津(ときわづ)」、人形浄瑠璃、「義太夫節(ぎだゆうぶし)」、座敷音楽の「端唄(はうた)」「小唄」「うた沢」、また民謡、津軽三味線などなど。

参考文献
「図解 日本音楽史」(田中健次先生著)
「八橋検校十三の謎」(釣谷真弓先生著)

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